「ジャスミンの花開く(茉莉花開)」見ました。
章子怡が茉(モー)莉(リー)花(ホア)という名前の女性を
3世代に渡って演じた作品。
1930~1980年代を3人の女性に扮して演じ分けた章子怡。
「初恋のきた道」の時もそうだったけど
田舎くさい子を演じさせると本当にものすごく田舎くさくなるから不思議。
あんなにキレイなのに全身からどんくさい感じが出るというか。
だけどそうじゃない綺麗な役になると
びっくりするくらい美しくなっちゃうんだもんなぁ。
すごいな、章子怡。
茉の母親を演じてたジョアン・チェンは「ラスト・エンペラー」の
皇后役だったヒトでしたよ。
しかも「オータム・イン・ニューヨーク」の監督。
(↑コレは見てないが@)
女優な上に監督だったとわ!
章子怡に負けず劣らず美しい方でした。
男性陣についてはある意味付属品(おい)なので割愛。
何とも儚い切ない内容でこれから結婚して楽しい毎日を送っていくわ!と
思ってる人たちには見せない方がいいかもしれん、とか思ったり。
時代に翻弄されてるところもかなりあるけど
男に騙され常に受け身で傷ついて疑心と不安だらけで
女って弱すぎる・・・・とか、思ったり。
なのに、母になった女は強すぎる、とか思ったり。
若い時は一時の感情だけで動きがちでそれが原因で
取り返しのつかないことになったりもするし
年を重ね人生を終えようとする時
そのことを後悔するかもしれないけど
でも、それは、自分が歩んできた道なんだし
運命がそうさせてるのかもしれないけど
自分自身で選んだ道なんだから
その道を最期まで歩いていくことが大切なんじゃないでしょうか。
って、何が言いたいかよくわからんようになってきてますが@
ジョアン・チェン扮する母親の台詞がけっこういろいろきます。
多分、10代の子にはわからないだろうなっていう。
・・・ワタシが30代だからわかるようになったのか??
それはそれでオトナになったってことでめでたいのか??
ラスト近くで花が深夜に雨の中路上で出産します。
たった一人で。
子供を産む意味ってなんだろう。
女に生まれる意味ってなんだろう。
男がすごく楽な生き物に見えてきます。
ワタシは人生を終える時に自分の歩いてきた道をどう思うんだろう。
どんな風に思ったとしても
自分で選んだ道は信じて進みたい。
結果がどうであれ。
それもワタシの人生だし。