「天国はまだ遠く」 瀬尾まいこ・著。
「不器用にしか生きられない、あなたに送る清爽な旅立ちの物語」
帯カバー(って言うんすかね?)のこの言葉に惹かれて買いました。
薄いので1時間半で読み終わっちゃいました。
いろんなことに嫌気がさした23歳の主人公が死に場所に選んだ田舎町で
癒されてまた新しい一歩を踏み出してくってストーリー。
ううむ。
後半は良かったけど前半が惜しい。
そんな簡単に死を選ぶなよな~とか思ったり。
でも、その安易さが今の20代なのかなぁとも思ったり。
共感できるような部分もあり、甘いねぇと感じる部分もあり。
それはワタシが33年も生きてるから言えることなのかは不明。
ただ嫌なことがテンコ盛りになったとしても「死」を考えたりは
ワタシの場合絶対にないと思うからな~。
そのへんがこの主人公に共鳴できないとこかも。
不器用にしか生きられないってのもワタシには当てはまらないのかもしれん。
決して器用じゃないけど上手く世の中渡ってる気するもんな。
なんだかんだ言いながらも。
愚痴だらけな毎日だけれども。
田舎町での生活は自然いっぱいでちょっと魅惑的。
何より出てくるご飯が美味しそう(そこか!)。
めちゃくちゃ心に沁みはしなかったけど
そうゆうのも有りかな、なんて思う作品でした。
この作者、瀬尾まいこさんは現役の中学教師。
ワタシより1コ年下。
出た!得意の同年代に弱い俺!
同年代のヒトの仕事には異常に反応してしまうのが悪い癖(笑)
映画化される「幸福な食卓」も原作を読んでみたいな。
そう言えば朝「ぼくらの時代」って番組に女性作家3人が出てました。
あさのあつこ・佐藤多佳子・森絵都。
思うんですけど~、漫画をアニメ化するのもいろいろ問題あるやん。
読者それぞれのイメージあるし。
それと同じで作家の皆さんもTVにはあまり出ない方が・・・・。
めっちゃ3人でおしゃべりしまくっててちょっと引いたよ@@@
やっぱね、女性が3人も集まると姦しいよね・・・ヽ( ´ー`)ノ
って、勝手にイメージづけしてるのはワタシなんだけども。ぷ。