「ジャージの二人」 長嶋有・著。
集英社・ナツイチ景品ほしさに買った本(おい)。
なかなか面白かったですよ。
ワタシの大好きな同年代作者だし。
(1972年生まれの男性でした)
女性作家作品の方が共感できることが多い気がして
ウチにある本は女性作家さんのがほとんどなんだけど
やっぱりアレですね、男性が書くと男性目線っすね。
(当たり前か・・・)
妻が不倫しててそのことを知ってる男が
久しぶりに幼少の頃夏になると行ってた避暑地に父親と行って云々・・・
簡単に言えばそうゆう内容なんだけど
妻への気持ちが読んでて「ほほぅ、そんなことを思うか、そうか!」
なんて、ちょっと新鮮でしたな。
女性には女性の男性には男性の特有な感情っていうのがあるんだなぁ、と。
ただ、そのことを改めて気付かされたからと言って
ワタシの言動が変わるわけもなく
今まで通り「自由」に生きていくのは当然っちゃ~当然なので
何かを期待するのは止めてください。
ワタシが尊敬するヒトの中に某姐さんがいます。
九州在住の時に出会った方ですけど。
一応、職種が同系列ってこともあり仲良くさせてもらってたんですが。
(ああ、こっち来てからとんとご無沙汰だなぁ・・・)
この本を読み終わった後、全然全く内容とは関係ないのに
姐さんを思い出してしまって
ひさしぶりに近況を日記で読んだりして。
そしたら、ああ、もう、姐さんはいつまでも姐さんだなぁ、なんて
思って目頭が熱くなりましたよ(ノД`)
純粋な女性です、ええ、ええ。
彼女こそ「乙女」という言葉がふさわしいと思うんだけどな。
いつまでも女性は「恋する乙女」でいたいもんですわぃ。
・・・・思いっきり単純明快な恋愛モノでも読みたいねぇ。